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日本フランチャイズチェーン協会調べ

16年のコンビニ売上、全店ベース3.6%増加

2017年1月24日 (火)

調査・データ日本フランチャイズチェーン協会はこのほど、2016年通年と12月のコンビニエンスストア売上高を発表した。

16年は、少子高齢化の進行、単身世・帯女性の社会進出による共働き世帯の増加により、ライフスタイルが多様化し食生活が変化したことなどから、店内調理品といったのカウンター商材や弁当、調理麺、調理パン、惣菜、冷凍食品、デザートが好調に推移した。また、今年は天候不順による野菜の高騰を受け、カット野菜、サラダの販売を強化したことも奏功し全店・既存店とも前年を上回る結果となった。

■店舗売上高(単位:百万円)

店舗売上高(税別)2016年2015年前年比(%)
全店ベース10兆5722億円10兆2060億円3.6
既存店ベース9兆5722億円9兆2973億円0.5

全店ベースは売上高10兆5722億円で前年比3.6%増、平均客単価は614.4円で0.9%増、来店客数は172億785万人で2.7%増となった。

既存店ベースでは、売上高9兆6328億円で0.5%増、平均客単価605.6円で0.9%増、来店客数は159億715万人で0.5%減。

一方12月は、店内調理品といったカウンター商材や調理麺、調理パン、サラダなどの中食、クリスマスなど年末商品の売れ行きが好調に推移したことから、全店・既存店共に前年同月を上回った。

全店ベースは売上高9234億4800万円(前年同月比3.3%増)で46か月連続のプラス、平均客単価は646.4円(1.3%増)で21か月連続のプラス、来店客数は14億2863万4000人(1.9%増)で69か月連続でプラスとなった。

既存店ベースでは、売上高8377億7000万円(0.5%増)で3か月連続のプラス、平均客単価637.7円(1.4%増)で21か月連続プラスだったものの、来店客数は13億1366万人(0.9%減)で10か月連続でマイナスだった。