ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

渋沢倉庫、採算性向上で利益面を上方修正

2017年3月7日 (火)

ロジスティクス渋沢倉庫は7日、国際輸送業務の取り扱い減で売上高の減少、倉庫業務の保管貨物の増加や採算性の向上などにより営業利益・経常利益の増加を見込むことから、2017年3月期通期連結業績予想を修正すると発表した。

売上高を当初の587億円から574億円へ2.2%引き下げるほか、営業利益を31億円から32億8000円へ5.8%、経常利益を29億4000万円から32億9000万円へ11.9%引き上げる。

また、同社グループの物流事業の一部資産グループについて、事業環境の変化に伴う収益性の低下が認められること、事業用固定資産の売却を決定したことにより、減損損失を計上する。

収益性の低下を理由に埼玉県深谷市の倉庫用地を5億円、売却契約締結予定を理由に群馬県邑楽町の同社連結子会社の売却予定土地建物を2億1000万円、それぞれ減損損失を計上する。

これにより、通期予想の四半期純利益を当初の19億2000万円から16億8000万円へ12.5%引き下げる。