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PwCコンサルとONE、SCMデジタル化支援で協業

2017年6月29日 (木)

サービス・商品PwCコンサルティング(東京都千代田区)とワン・ネットワーク・エンタープライズ(ONE、米国)は28日、グローバルサプライチェーンマネジメントのデジタル化の支援などで協業を開始すると発表した。

協業では、PwCコンサルティングがONE社が提供するクラウドサービス「Real Time Value Network」(RTVN)を活用し、企業のSCMのデジタル化を支援する。

RTVNは、部品・資材の購買から生産、出荷・輸送、販売にいたる業務の計画・実行・管理にかかわる機能・情報を、サプライチェーンを構成する複数の企業・組織がクラウド上でリアルタイムに共有・連携できるデジタルネットワークサービス。

個々の企業ごと・地域ごとに導入するこれまでのシステムアーキテクチャでは実現の難易度が高く、時間と導入コストがかかっていたグローバルでの統制や外部企業とのリアルタイム連携を柔軟かつスピーディに実現する。

ONE社はRTVNを防衛、自動車、小売業、物流業を中心に北米で5万社以上へすでに導入している。

PwCコンサルティングとONE社はSCMのデジタル化支援を通じて、日本企業が抱える「グローバルサプライチェーンの再編成」、「新興国へのSCMシステムの早期導入」「市場在庫削減・納入リードタイム短縮・輸送コスト削減」などの課題解決を目指す。海外でのビジネス拡大を図る日本企業、特に自動車関連企業や防衛産業に向けサービスを提供する。