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棚卸と盗難防止特化したRFID商品管理ソフト

2017年7月4日 (火)

サービス・商品米チェックポイントシステムズ社の日本法人「チェックポイントシステムジャパン」(東京都港区)は4日、店舗向けRFID商品管理ソフトウェアを日本市場向けに開発し、販売開始すると発表した。

今回新たに開発したソフトウェア「Seed ID」(シードアイディ)は、小売店舗に必要な標準機能「盗難防止」「棚卸」にフォーカスしており、初めてRFIDを導入する小売業に適したシステムとなっている。またクラウドサービスとして提供するため、初期導入コストを低減する。

バックルームでRFIDタグ付き商品にハンドヘルドリーダーをかざすだけで複数一括読み取りが可能で、棚卸作業の効率を高める。シードアイディのソフトウェアに送信した在庫情報に基づいて商品の補充ができるため、欠品による販売機会の損失を防止する。商品検索機能を備えており、商品名やJANコードデータを起点に商品の場所を探すことができる。

盗難防止として、出入り口に設置したオーバーヘッド型・ゲート型のRFIDセンサーが未精算の商品を検知すると、「シードアイディアラート」アプリをインストールしたアンドロイド端末にポップアップ表示、同時にアラート音で通知する。

「どの商品がどの出入り口」から持ち出されたのかがリアルタイムで分かるため、盗難防止や補充スピードアップによる売り逃し防止に効果を発揮する。すでににチェックポイントの盗難防止「RF-EAS」センサーを導入している利用者は、RFIDアップグレードキットを増設するだけで、既存のセンサーを差し替えることなくそのまま使うことができる。