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運転特性データで走行地域の危険度を判定

2017年7月5日 (水)

サービス・商品デロイトトーマツリスクサービス(DTRS、東京都千代田区)は5日、デロイトトーマツコンサルティング(東京都千代田区)、日立製作所と共同開発した自動車の運転特性データを提供するテレマティクスサービス「D-rive GO」(ディーライブゴー)の提供を同日から開始すると発表した。

ディーライブゴーは、スマートフォンを活用したテレマティクスサービスアプリ。スマートフォンのGPS、加速度センサーなどで収集した運転データをクラウド環境で解析して運転の特徴を安全運転スコア化し、また過去の走行記録により走行地域の危険度を判定する。

また、アプリの全ユーザーの運転情報を解析しスマートフォンにフィードバックすることで、急ブレーキの多い場所を危険度表示し、ドライバーの安全運転への意識を高める。

(出所:デロイトトーマツリスクサービス)

まずは日本の保険会社を対象に、走行距離や運転特性に応じて保険料を算出するテレマティクス保険向けサービスとして提供。保険会社以外の分野でも、安全運転や燃費向上による環境への貢献などテレマティクス利用が見込まれるサービスの拡充とグローバル展開を図り、3年以内にアプリ利用者100万人の獲得を目指す。