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三洋化成など3社、タイにポリオール製造の合弁拠点

2017年8月25日 (金)

荷主三洋化成工業、PTTグローバルケミカルパブリックカンパニー、豊田通商の3社は25日、ポリオールを製造する合弁会社「GCポリオールズ」を設立する合弁契約に調印した。

合弁会社はタイ・ラヨーン県に製造拠点を持つポリオールの製造・販売会社として事業を行う。公称能力はPPG(ポリプロピレングリコール)13万トン、PPGプレミックス2万トン。9月に建設を開始し、2020年からの商業運転を計画している。

PTTグループから競争力のある原料、ユーティリティの供給を受け、三洋化成が持つ製造ノウハウ、豊田通商が持つ物流販売網を組み合わせることで、競争力のある高付加価値製品群を提供できる総合ポリウレタン原料メーカーを目指す。

三洋化成はこれまで技術提携先と連携して北米、中国などで供給体制を整えてきたが、今回、アジア地区に合弁拠点を構えたことで、グローバル供給体制を強化した。