拠点・施設JFEスチールは4日、広州鋼鉄企業集団有限公司との合弁会社「広州JFE鋼板有限公司」が、高級鋼の需要増加に対応するために進めていた設備増強工事が完了し、主要設備の「No.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備」を稼動させたと発表した。
これにより、冷間圧延、連続焼鈍設備と2基の溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備を備えた生産体制が整う。
今回の増強工事では、(1)年産180万トンの冷延鋼板製造設備(2)年産100万トンの連続焼鈍設備(3)年産40万トンのNo.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の新設を進めた。
2011年7月には冷延鋼板製造設備が、同年8月には連続焼鈍設備が営業生産を開始しており、今回のNo.2溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備の稼動で、既に稼動中のNo.1溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備と合わせた溶融亜鉛鍍金鋼板の年産能力は、80万トンまで増加する。














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