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商船三井ロジ、ミャンマーでJFEの物流パートナーに

2019年12月18日 (水)

国際商船三井ロジスティクスは18日、同社のミャンマー現地法人がJFEメランティ・ミャンマーの物流パートナーに選定されたことを発表した。

JFEメランティ・ミャンマーは、JFEスチール、JFE商事、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業、メランティ社(シンガポール)の5社が2017年に共同出資を発表していた建材向け薄板製品の製造・販売会社で、2020年1月から建材向け溶融亜鉛めっきとカラー鋼板の製造を開始する。これに先立ち、商船三井ロジスティクスは、工場向け原材料・製品の通関、港・工場間のトラック輸送、工場でのバンニング・デバンニング、国内配送――などの物流サービス全般を提供することでJFEメランティ・ミャンマーと業務委託契約を締結。物流役務を開始した。

同社は、「ミャンマーは、屋根・壁や構造材などの建材用薄板の需要が急速に拡大している。当社はJFEメランティ・ミャンマーの物流パートナーとして独自のロジスティクスソリューションを提供し、サプライチェーンをサポートすることで、ミャンマー経済の発展にも貢献していく」としている。

JFEメランティ・ミャンマーの概要
工場所在地:ミャンマー・ヤンゴン南部ティラワ経済特区内
事業内容:建材向け薄板製品の製造・販売
設備概要:溶融亜鉛めっきライン1基(生産能力年間18万トン)カラーライン1基(生産能力年間10万トン)
稼働:2020年1月