ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住友大阪セメ、中国で光通信用部品の増産体制整う

2017年9月7日 (木)

国際住友大阪セメントは6日、子会社で光通信用部品(LN変調器)を製造する東莞住創光電子技術(中国広東省東莞市)が、世界最高レベルの伝送速度となる100G変調器を生産するための設備増設工事を5日に竣工し、操業を開始すると発表した。

中国ではクラウドコンピューティングやスマートフォンの普及、4K画像伝送などの需要に加え、中国政府の経済政策もあって光通信市場が急速に拡大。同社の光電子事業部が主力製品としているLN変調器は、高速・大容量の伝送が可能な高機能製品群を擁していることから、特に2018年度以降、さらに需要が高水準になるとみて「市場成長を上回る増産対応」を行うことにした。

LN変調器は「ニオブ酸リチウム」(LN)を用い、電気信号を光信号に変換するデバイス。