船井電機、LEDランプ市場に参入、中国で合弁会社

拠点・施設船井電機は18日、中国・斯米克集団（CIMICグループ）の傘下企業「蘇州明曜光電有限公司」（CMET）と合弁で、LED照明ランプの製造、販売会社を設立することに合意したと発表した。

今後の成長が見込めるLED照明ランプ市場へ参入するため、中国で生産拠点を確立するとともに、中国国内の業務用照明器の販売を展開する狙いでCMETとの合弁会社を設立することにした。

合弁会社は製造会社と販売会社の2社設立し、製造会社「広東船明光電有限公司」（仮称）は2012年1月31日、広東省中山市に設立、同年4月1日から操業を開始する。出資比率は船井電機が61％、CMETが39％。販売会社「上海曜船光電有限公司」（仮称）は上海市で2012年1月31日に設立し、船井電機が39％、CMETが61％を出資する。

CIMICグループは、上海市を拠点に、建材、紙業、電源関連など事業展開する企業グループで、中国全製造業で450位、上海市全企業で62位、同市製造業で28位の売上規模。