財務・人事キユーソー流通システムが9月29日発表した第3四半期(16年12月-17年8月期)の決算は、共同物流が好調を維持し、売上高は3.9%の増収、営業利益は7.7%の増益となった。
共同物流事業は、既存取引が減少したものの、新規・領域拡大で2.3%増収。利益面では利益減のほか運送コストの上昇で影響を受けたものの、20.2%の部門増益を確保した。
コンビニエンスストアやチェーンストア向け専用物流事業は9.9%の増収。しかし、新拠点の立ち上げに伴い人件費がかさんだ影響で部門利益が3.2%減少した。
通期予想に対する進捗率は、売上高が75.9%、営業利益73.3%、経常利益75.6%とほぼ予想通りに推移している。
■2017年11月期第3四半期決算
累計(百万円) 前年同期比(%) 対売上高利益率(%)
売上高 118,810 3.9
営業利益 3,739 7.7 3.1
経常利益 3,782 4 3.2
当期純利益 2,076 17.8 1.7