ロジスティクスキユーソー流通システムが5日発表した中間決算(16年12月-17年5月期)は、共同物流・専用物流事業ともに新規・領域拡大が伸長し、3.4%の増収、11.9%の増益となった。
共同物流事業は既存取引が減少したものの、新規・領域拡大が伸長し0.3%の増収を確保した。利益面は、既存取引減少による利益減や運送コストなどの上昇影響を受けたが、新規・領域拡大にともなう利益増に加え、運送業務の合理化や保管の効率化などが進捗し23.4%の増益。
専用物流事業は、コンビニエンスストアやチェーンストアなどの新規・領域拡大が伸び、11.6%増収。利益面は新拠点にともなう人件費が増加したものの、営業収益増加による利益増や運送業務の合理化などが進捗し、1.2%の増益となった。
業績に対する進捗は、売上高が49.6%、営業利益46.6%、経常利益48%とやや下振れで推移している。
■2017年11月期第2四半期決算
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 77,723 | 3.4% | |
営業利益 | 2,377 | 11.9% | 3.1% |
経常利益 | 2,400 | 5.6% | 3.1% |
当期利益 | 1,292 | 28.1% | 1.7% |