池田社長、入社式で｢“人”が商船三井を創ってきた｣

ロジスティクス商船三井は3日、新入社員16人（海上新卒採用13人、陸上キャリア採用3人）を迎え、1日に入社式を行ったと発表した。

池田潤一郎社長のあいさつは次の通り。

▲商船三井・池田潤一郎社長

■商船三井・池田潤一郎社長のあいさつ（要約）商船三井が130年以上事業を続け、成長し続けられたのは諸先輩方の苦労・創意工夫があったからこそ、と思う。まさに「人」が商船三井を創ってきたと言える。人がこの海運産業の中で地位を築くための一番大事な資産であり、差別化の要因と言えつ。 その一員に皆さんがなってくれたことを大変光栄に思うと共に、大いに期待をしている。 ここで入社する皆さんに、いくつか贈る言葉がある。

社会人になって働くうえで、どういうことに気を付けていくべきなのか、どういう価値観で仕事をするべきか、これから多々迷うこともあるだろう。そんな時、会社としての重要な価値観（Value）として、そして皆さんが物事に迷ったときの判断指標として、「MOL CHART」がある。是非ここに示されている、5つの重要な価値観を基に、仕事に取り組んでいって欲しいと思う。その中で今日は特に「Challenge」について話す。

私たちの130年以上の歴史の中で、一日として過去と同じことをやっていれば良い、ということはなかった。またそのような仕事のやり方が許されるような事業環境ではなかった。常に新しいことにチャレンジしていく、それにより荒波を乗り越えていく、そういった毎日であり、歴史であったと思う。それは今も全く変わらない。新しいことに対し積極果敢に、そして創意工夫が求められる事業環境だ。そんな中で皆さんがチャレンジしていくことを本当に期待してやまない。