丸一鋼管、フィリピンに二輪･自動車用鋼管製造拠点

拠点・施設鋼管の製造・販売メーカーである丸一鋼管は7日、豊田通商グループとフィリピンのマニラ郊外で、共同出資による二輪・自動車用鋼管の製造子会社を設立すると発表した。

フィリピンでは、国民所得の上昇にともない二輪・自動車の需要も急激に増えており、 すでに進出している日系二輪・自動車関連企業の鋼管需要も今後増えていくと期待されることから、丸一鋼管と豊田通商グループは、日系二輪・自動車関連メーカーが集中するマニラ郊外に共同で現地法人を設立し、鋼管製造を行う新工場を建設することにした。

丸一鋼管と豊田通商は、日本国内のほか中国・ベトナム・インド・メキシコで二輪・自動車用鋼管の製造販売を共同で行っている。

■新会社の概要
社名：Maruichi Philippines Steel Tube (MPST)
所在地：フィリピン共和国パタンガス州リパ市LIMA工業団地内
出資者：丸一鋼管70％、豊田通商グループ30％
設立：2018年3月
事業内容：二輪・自動車部品メーカー向け鋼管の製造販売
工場敷地：2.9万平方メートル
工場建屋：8000平方メートル
設備概要：造管機1台、切断機ほか
稼働予定：2019年春ごろ