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阪急阪神エクス、成田拠点でアパレル物流C業務受注

2018年1月10日 (水)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは9日、成田空港近くの成田カーゴセンターで、医療用ユニフォーム製造を手がけるチトセ(東京都江東区)の物流センター業務を受注し、同日からオペレーションを開始したと発表した。

取扱商品はブランド系の医療用ユニフォームで、複数倉庫での取り扱いを成田カーゴセンター内1320平方メートルのスペースに統合し、入庫から検品、検針、保管、出荷まで同社独自の運用ノウハウと倉庫管理システムで月間20万点およぶ商品を効率的に管理する。

成田カーゴセンターでは、自動車部品・補用品のパーツセンター、医療機器製造業登録の下での医療機器センターを運営しており、これらに加えてアパレルの取り扱いを第3の柱として展開する。

▲棚入前検品作業の様子

■阪急阪神エクスプレスの小高毅氏(ロジスティクス事業部ロジスティクス推進課長)のコメント
「チトセは新商品の取り扱い開始にあたり、倉庫スペースの拡張を計画されており、これに対し当社は宮城県内の物流センターと外部委託倉庫の2か所で行っていたオペレーションを当社の成田カーゴセンターに統合することを提案した。細かい工数計算や倉庫レイアウトのデザイン、保管機材の選定などを通じてコストダウンを実現するとともに、作業面でも工夫を加え、従前は出荷の都度行っていた検針作業を棚入れ時に切り換え、棚在庫(保管在庫)は全て良品とすることで作業効率の改善を図った。また、倉庫仕様も空調、防塵床に加えて、遮光窓を使用し紫外線による商品の劣化を防いでいる。これらの提案が受け入れられ、年明けの3連休で引越しも完了し、無事に新センターを立ち上げることができた。2か月間の準備期間中も、スタッフには新センター業務の標準手順書に従って工程全体に渡る教育訓練や検針作業のシミュレーションを実施し、万全の品質管理体制でスタートしている」