リンガーハット、生産・物流体制を見直し

産業・一般リンガーハットは13日、2011年度を初年度とする中期経営計画を発表し、生産・物流体制の見直し方針を掲げた。

自社工場を東西2か所に集約して生産性を向上させるとともに調達価格の引下げに取り組む。また、物流拠点は店舗網に応じて都度見直し、大規模投資をしない。

店舗網については、「長崎ちゃんぽんリンガーハット」が関東・九州中心の展開となっていることから、10年度に北海道・東北エリアでの出店に着手しており、中期経営計画の中で全国展開を図る。

また、「とんかつ浜勝」は市場規模の大きい関東エリアで13店舗の出店にとどまっているため、関東での展開を拡大する。両店舗ともに、国内ではフランチャイズでの拡大を進める。