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日本郵便と三越伊勢丹、通販カタログ制作部門を統合

2013年1月28日 (月)

ロジスティクス日本郵便と三越伊勢丹ホールディングスは、日本郵便の子会社の郵便局物販サービス(東京都江東区)と三越伊勢丹HDが共同で商品調達・カタログ制作などを行う合弁会社を設立する。両社は設立準備に向け、25日に基本合意書を締結した。

郵便局物販サービスと三越伊勢丹通信販売(東京都江東区)の商品調達・カタログ制作部門を切り離して合併会社に移管する。

日本郵便が持つ全国2万4000の郵便局拠点、40万人の社員による販売力、三越伊勢丹通信販売の商品調達力、ブランド力を融合させる。

食品が中心となっている郵便局の物販事業で、衣料品、雑貨、リビング用品などの商品領域へ拡大することで新規需要を創出する。また、既存の郵便局物販サービス、三越伊勢丹通信販売のカタログ販売やテレビ通販事業を引き継ぎ、拡大させることで、将来的には新規需要と合わせて「有数の総合カタログ通販企業」を目指す。

統合による販売規模の拡大により、商品調達力の強化やフルフィルメントなどの効率を高め、収益力を向上させる。