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物流施設の賃貸市場、3四半期ぶりに需給改善

2013年3月4日 (月)

話題一五不動産情報サービス(東京都墨田区)が4日公表した物流施設の賃貸マーケット調査結果によると、1月の新規需要は7万平方メートルで、新規供給の4.3万平方メートルを上回り、3四半期ぶりに需給バランスが改善したことが分かった。

1月の東京圏空室率は2.2%となり、前四半期から0.3ポイント低下、募集賃料は1坪3800円となり、0.5%下落したもののほぼ横ばいで推移した。一五不動産情報サービスでは「底堅い需要を背景に、安定した賃料動向が続く」との見通しを示した。

大阪圏の空室率は15%(0.5ポイント低下)で、抑制された新規供給下で需要は底堅く、2四半期連続で需給が改善した。募集賃料は1坪3420円で0.6%下落した。