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対象は1994年4月7日から07年7月7日までの製造車両

いすゞ、フォワード3.6万台リコール、火災・焼損7件

2014年3月4日 (火)

荷主いすゞ自動車は4日、同社製中型トラック「フォワード」で不具合を確認したとして、1994年4月7日から07年7月7日までに製造した3万6823台を対象に、国土交通省へリコールを届けた。この不具合では、これまでに火災4件、部分焼損3件の発生が確認されている。

トラックのインパネ下側に設置されているABS、機械式自動変速機、ATか四輪駆動制御ユニットで、上方に設置されているヒーター内を循環する冷却液(不凍液)のメンテナンス(交換)が不適切な場合、冷却回路に錆(さび)が発生することでヒーターコアに亀裂が発生し、冷却液が漏れて制御ユニットに滴ることがある。

そのまま使用を続けると、制御ユニット内部に冷却液が浸入し、制御回路の短絡により警告灯が点灯、制御に支障をきたしたり、火災に至るおそれがあるという。

このため、同社は使用者に対し、冷却液(不凍液)の定期交換(2年ごと)の必要性を周知し、対象の全車両で制御ユニット上部に防水カバーを追加するとともに、制御ユニットを点検し、損傷している場合は新品と交換する。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001029343.pdf