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太陽光で倉庫冷却、仏アルガンが冷暖房一体化

2026年9月25日 (金)

荷主フランスの物流不動産会社アルガンは22日、太陽光発電と蓄電池、可逆式ヒートポンプを組み合わせ、倉庫の冷暖房に使うエネルギーを施設内で賄う仕組みを公表した。自社の物流施設「AutOnom」に導入しており、冬季の暖房だけでなく、夏季は同じ設備を反転運転して倉庫内を冷却する。

仕組みは、施設で発電した太陽光電力を蓄電池にため、照明やヒートポンプに供給するもの。ヒートポンプは冬季には外気の熱を取り込んで温水をつくり、夏季には運転サイクルを逆転させて冷水を生成し、ユニットヒーターを通じて倉庫内を冷却する。従来のガスボイラー中心の暖房設備を電化し、1つの設備で年間を通じた温度管理に対応する。

今夏は3施設で冷却機能を運用した。ディモトラングループ傘下BSLが利用するバン・ド・ブルターニュの施設では、外気温が40度に達した際も倉庫内を26―27度に維持したという。

設備はビル管理システムとも連携し、発電、蓄電、消費電力を一体管理する。太陽光でつくった電力を冷房にも回すことで、外部電力への依存やエネルギー価格変動の影響を抑えながら、猛暑時の倉庫内環境を改善する構成となっている。

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