拠点・施設仏物流不動産会社のアルガンは16日、仏中西部トゥール近郊のソリニーで、食品大手ダノン(フランス)向けの低温物流施設「AutOnom」倉庫を引き渡したと発表した。西フランスでの物流効率化と環境負荷低減を目的とした施設で、2025年の着工を経て稼働を開始した。
新施設は延床面積8200平方メートルで、このうち6400平方メートルを2-6度のチルド保管エリアとした。屋根上には3000平方メートルの太陽光発電設備を設置し、発電容量は580キロワットピーク。230キロワット時の蓄電池も組み合わせ、自家消費型の電力供給を行う。これにより、同施設のCO2排出量を35%削減できるとしている。
立地はソリニーの事業団地「Isoparc」内で、A10高速道路に直接アクセスでき、A85にも近い。トゥール中心部から南に15キロの位置にあり、周辺には10万平方メートル超の物流施設が整備され、1400人が働く。進出企業は30社に上る。
アルガンとダノンは9年間の確定期間を含む長期賃貸契約を結んでいる。新倉庫はダノンの旧拠点があったシャンブレー・レ・トゥールから数キロの場所にあり、既存の地域物流網を維持しながら、低温物流の省エネ化を進める拠点となる。
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