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アルガン、仏でフェレロ向け倉庫2棟取得

2026年7月6日 (月)

拠点・施設フランスの物流不動産会社アルガンは2日、菓子大手フェレロ(イタリア)向けに新たに完成した物流施設2棟を取得したと発表した。いずれもノルマンディー地方のルーアン近郊に立地し、合計延床面積は5万4000平方メートル。フェレロは両施設について10年間の固定賃貸借契約を結んだ。

1棟目はルーアン都市圏南部のクレオンに位置し、延床面積は3万4000平方メートル。このうち1400平方メートルをオフィスが占める。5区画の倉庫で構成され、14度から18度の温度管理保管に対応する。保管能力は5万パレットで、フランス北部向けの物流拠点となる。5月に引き渡され、フェレロにとってフランス最大の物流施設となった。

同施設には出力660kWpの屋根置き太陽光発電設備と200kWhの蓄電池を設置し、施設内で自家消費する。年間530MWhの再生可能電力を発電し、CO2排出量を年28トン削減する見込み。建物設計のコンパクト化や雨水管理、景観対応も取り入れ、BREEAM「Excellent」認証の取得を見込む。

2棟目はルーアン都市圏北部のバランタンにあり、延床面積は2万平方メートル。3分の1を2度から5度の冷蔵保管に充て、残りは14度から18度の温度管理保管に対応する。屋根には出力790kWpの太陽光発電設備を設け、年間33トンのCO2排出削減につなげる。

フェレロはノルマンディーで複数の生産拠点を運営しており、セーヌ=マリティーム県ヴィレ=ゼカルの工場ではヘーゼルナッツスプレッドを1日60万瓶生産している。今後はバランタン拠点が同工場向けの原材料供給を担い、クレオン拠点が完成品の下流物流を受け持つ。生産拠点近接型の温度管理物流網を整備することで、原材料から製品出荷までの一体運用を強める狙いだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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