調査・データデジタル市場調査のセンサータワー(米国)は24日、2026年上半期の世界自動車市場に関するレポートを公表した。中国では新エネルギー車の国内販売が前年同期を下回る一方、自動車輸出が443万台を超え、前年同期比71.7%増となった。新エネルギー車の輸出は同130%増え、海外展開の主力がガソリン車から電動車へ移りつつあると分析している。
中国では新エネルギー車の国内販売台数が前年同期比17%減となる一方、高級国内ブランドの存在感が拡大。アプリのダウンロード数では「NIO」が25%増、「Li Auto」が31%増となった。海外向けではデジタル広告投資も拡大しており、Geely Autoの海外広告インプレッションは前年同期比572%増加し、このうち約70%をラテンアメリカ市場が占めた。
日本では、ハイブリッド車、軽自動車、EVが併存する市場構造が続く。国内ブランドが市場の中心を占めるなか、ウェブサイトやモバイルアプリを通じた顧客接点の強化が進んでいる。トヨタはナビゲーションアプリ「moviLink」を通じ、自社のデジタルサービスとの接続を広げている。
韓国ではEV登録台数が前年同期比113.6%増え、市場シェアは前年同期の11.1%から23.3%へ上昇した。テスラの登録台数も同192%増の5.6万台となった。輸出先では北米に加え、欧州やインドなどへの展開が広がっている。
インドでは高級車やEVを中心に、車種や顧客層ごとにデジタル広告チャネルを分ける動きが進む。主要メーカーは国内市場だけでなく海外市場での成長を重視しており、自動車産業では販売網の拡大に加え、デジタルで顧客を獲得しながら輸出や海外事業を伸ばす戦略が強まっている。
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