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坂井市、ドローン物流の事業化可能性を検証

2026年9月25日 (金)

ロジスティクス福井県坂井市は25日、「新産業共創事業」の2026年度採択事業者5者を発表した。繊維とドローンをテーマに全国からスタートアップや研究者を募り、市内企業や研究機関などと連携して新事業の実証を進める。8月26日には坂井市春江中コミュニティーセンターでキックオフイベントを開催し、採択事業者や協業予定の地元企業など60人が参加した。

事業は2年目で、繊維分野では鶴岡工業高等専門学校、エンカーマス、Bioworksを採択。鶴岡工業高等専門学校は食用鶏の羽根を原料とする素材、エンカーマスはCFRPから回収した炭素繊維、Bioworksは植物由来の新素材「PlaX」を使った製品開発やリサイクルの実証に取り組む。

(出所:坂井市役所)

ドローン分野では室蘭工業大学とHIEN Aero Technologiesを採択した。室蘭工業大学は、ジェルを塗布せずに超音波で構造物を検査する技術をドローンと組み合わせ、プラント設備などの亀裂や腐食、板厚減肉を調べる実証を行う。ドローンの操作性や飛行時の揺れへの対応、測定精度などを検証する。

HIEN Aero Technologiesは、ガスタービンと電動を組み合わせたハイブリッドドローンを使い、長時間・長距離・高重量輸送に向けた性能を検証する。福井空港を拠点に大型ヘリコプターUAVを使い、騒音や環境への影響に加え、物流サービスへの活用可能性を調べる計画だ。

坂井市はReGACY Innovation Group(レガシー・イノベーション・グループ)と連携し、採択事業者と地域企業などを結び付ける。各事業者は研究成果や技術を生かした実証を進め、新たな事業の開発を目指す。

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