公募・入札国土交通省は4日、災害時におけるドローンによる緊急支援物資輸送体制の確保に向け、「ドローンによる支援物資の安全輸送管理体制構築事業」の公募を開始したと発表した。大型ドローンなどを活用した重量物や長距離輸送の訓練を支援し、災害発生時の物流機能強化を図る。
ドローン物流は、離島や山間部における日用品や医薬品の配送に加え、災害時の物資輸送手段として期待が高まっている。一方で、緊急時に円滑かつ迅速な輸送を実現するためには、平時からの運用訓練や社会受容性の向上、災害対応が集中する状況下での効率的な運航体制の構築が課題となっている。
今回の事業では、災害時のドローン物資輸送を想定する民間企業などを対象に支援を実施する。補助対象は、大型ドローンによる物資輸送訓練の計画策定や輸送ルート、対象物資の選定にかかる費用のほか、ドローン関連整備費用(資機材費や飛行ルート構築費用など)、飛行ルート構築費用、輸送訓練の運航経費など。補助率は対象経費の2分の1以内で、1事業当たりの上限額は1000万円。
特に、非常用トイレや発電機などの重量物輸送、被災地への長距離輸送を可能とする運用体制の構築を重視しており、実践的な訓練を通じてドローンを活用した災害対応能力の向上を目指す。
公募期間は7月3日17時まで。採択後の事業実施期間は交付決定日から2027年2月26日までを予定している。
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