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坂井市、長距離飛行目指す大型ドローン実証

2026年9月28日 (月)

ロジスティクス福井県坂井市は25日、市の「新産業共創事業」に採択された金沢工業大学の研究チームが、福井空港で大型VTOL型電動ドローンの試験飛行を9月16日に実施したと発表した。50キロの荷物を積載し、50キロ超を飛行できる機体の実用化を目指しており、将来の物流サービスへの活用を視野に開発を進めている。

▲操縦者と飛んでる大型VTOL型電動ドローン(出所:坂井市)

研究を進めるのは、金沢工業大学航空宇宙工学科の赤坂剛史氏のチーム。開発中の機体は重量約100キロで、8つのカーボン製プロペラを備える。試験では福井空港の滑走路上空約7-10メートルまで上昇し、約150メートルの区間を複数回往復した。11時、13時30分、15時30分の計3回飛行し、風速3-5メートルの環境でもデータを取得した。

午後にはカーボン製の翼を取り付けた状態でも飛行した。翼によってバッテリー消費を抑え、長距離飛行につなげる狙いがあり、今回の試験ではその飛行データも取得した。研究チームが福井空港で試験飛行するのは、3月10日に続いて2回目となる。

今後は実際に荷物を積載した飛行や飛行ルートの確保を検討し、物流サービス事業者との協議にも入る考え。さらに、機体への炭素繊維の採用による軽量化についても検証する。坂井市の新産業共創事業では、同研究を高ペイロード・長距離航行ドローンによる運搬作業や物流業務のサービス展開につなげる計画だ。

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