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英包装材大手、原材料の由来を30か国超で追跡

2026年9月29日 (火)

国際アクセンチュア(米国)とオサピエンス(ドイツ)は28日、包装材大手DSスミス(英国)の欧州・中東・アフリカ地域のサプライチェーンについて、EU森林破壊防止規則「EUDR」への対応を見据えたトレーサビリティー基盤を構築したと発表した。30か国超、250以上の工場・拠点を対象に、原材料の調達から生産、物流、販売までのデータを統合し、調達元や移動履歴を追跡できる体制を整えた。

プロジェクトでは、これまで分散していたサプライヤー情報やトレーサビリティー、報告プロセスを「osapiens HUB」に集約。サプライヤーの登録もデジタル化し、EUDR対象原材料について、どこで生産され、どの経路を通って製品に使われたかを監査可能な形で確認できるようにした。

導入後は1000社超のサプライヤーが共通プロセスに参加し、2万5000件超のサプライチェーン関連ワークフローを実行した。2万5000区画近くの土地情報を自動監視し、1万件近くのコンプライアンス案件を自動処理したとしている。

EUDRは、森林破壊との関係が疑われる木材やゴム、コーヒーなどの製品について、生産地情報や適法性の確認を企業に求める制度。包装材を扱うDSスミスにとっては、紙・パルプなどの原材料調達を含め、製造から物流まで一貫した追跡性の確保が課題となる。

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