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アサヒ衛陶、物流遅延と原材料高騰で供給制約

2026年4月16日 (木)

荷主アサヒ衛陶(大阪市中央区)は15日、中東情勢の不安定化に伴う物流環境の変化により、製品供給と原材料調達に影響が生じていると発表した。物流ルートの変更による輸送期間の長期化と、原材料入荷の不安定化が重なり、一部製品で供給制約が顕在化している。

同社によると、原材料の供給状況を踏まえ、一部製品の受注を一時停止した。今後の情勢次第では、納期調整や供給数量の制限に踏み込む可能性もある。住宅設備機器は樹脂や化学素材など石油由来の原材料への依存度が高く、調達の停滞が製品供給に直結しやすい構造にある。

コスト面でも影響は拡大している。主要材料メーカーによる値上げに加え、運賃の上昇が続いており、同社はコスト吸収に努めてきたものの、現行価格の維持が困難になりつつある。今後は価格改定を検討する可能性も示した。

ホルムズ海峡を巡る緊張の高まりを受け、船舶の迂回や保険料の上昇により輸送リードタイムとコストが増大。加えて、ナフサを原料とする石化製品の減産が進み、建材や包装資材など広範な分野で供給不安が広がっている。

こうした状況に対し、同社は原材料の先行確保や調達先の多元化、在庫管理体制の強化を進める。サプライチェーンの寸断リスクを抑えつつ、供給の安定化を図る構えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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