産業・一般特定技能人材の紹介・支援を手がけるProud Partners(プラウドパートナーズ、東京都新宿区)は9月30日、ウズベキスタンで運営するドライバー育成校「UZBEKISTAN PROUD ACADEMY」(UPA)で、8月末までに36人が日本の特定技能1号ドライバーとして在留資格を申請するための要件を満たしたと発表した。このうち5人は国内運送会社への内定が決まり、早ければ12月中旬までに来日する見通し。
UPAはウズベキスタン政府との連携で2月16日に開校した。36人は、自動車運送業の特定技能1号評価試験と、日本語能力を測るJFT-Basicで所定水準を満たした。同社が示した内訳では、入校前に日本への渡航歴があった人が14人、日本語を独学していた人が2人、日本語学習経験がなかった人が20人だった。

▲「UZBEKISTAN PROUD ACADEMY」(出所:Proud Partners)
内定した5人は来日後、受け入れ企業の判断に応じて、外国免許切替か国内自動車教習所での免許取得を進める。特定技能の在留資格要件を満たしても、その時点で国内のトラック運転業務に就けるわけではなく、日本の運転免許取得が実際の就労開始に向けた次の関門となる。
UPAでは日本語教育に加え、日本の交通ルールや安全運転、点呼、体調確認、アルコールチェックなど、運送現場を想定した訓練を実施している。疑似運転を通じた業務用語の習得や、日本とウズベキスタンの交通ルールの違いを学ぶ研修も組み込む。2026年秋以降は、日本の法規や基準に沿った安全教育と実車を使った運転技能研修も予定する。

▲ドライバー育成校の施設の教室(出所:Proud Partners)
施設は最大700人規模の育成に対応し、ウズベキスタン政府が教育施設や車両、研修場所などを提供する。Proud Partnersは日本語教育や安全講習を担い、イズミ物流も運転技術教育に関与する予定。
自動車運送業では24年に特定技能の対象分野に追加されて以降、海外での人材確保と来日前教育が具体化している。
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