環境・CSRエノテカ(東京都港区)は9月30日、国内事業の配送で使用するプラスチック製梱包資材を10月5日以降、順次廃止し、紙資材へ切り替えると発表した。すべての切り替えが完了した場合、年間9.4トンのプラスチック使用量の削減を見込む。

▲紙緩衝材へ切り替えて強化した段ボール仕切りと組み合わせて配送時の破損率のさらなる低減する(出所:アサヒビール)
対象は、配送時に使用するプラスチック製保護袋と緩衝材、ギフト配送時のエアパッキンの3種類。代替資材として、強化した段ボール仕切り、紙緩衝材、ギフトボックス専用段ボールを導入する。紙資材の使用量も必要最小限に抑える。
ラベル保護用のプラスチック製保護袋を廃止し、段ボール仕切りを強化することで、ボトル同士の接触を抑え、輸送時の破損率低減を図る。保護袋の廃止によるプラスチック使用量の削減見込みは年間約3.1トン。
段ボール内の隙間を埋めるプラスチック製緩衝材は、紙緩衝材に切り替える。年間約2.8トンのプラスチック使用量の削減を見込み、強化した段ボール仕切りとの組み合わせで、破損率のさらなる低減も期待する。
ギフト用ボックスの宅配出荷では、エアパッキンによる梱包を廃止し、新たに開発した1本用・2本用の専用段ボールを使用する。箱潰れの軽減と輸送品質の安定化を図るとともに、年間約3.5トンのプラスチック使用量の削減を見込む。
同社は5月から国内のワインショップ・エノテカ50店舗で、ワインボトル用のプラスチック製保護袋の廃止を進めてきた。今回は対象を国内事業のすべての配送に拡大する。今後も配送実績や梱包設計の検証を重ね、輸送品質の維持と環境負荷低減の両立を図る。
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