調査・データ国際航空運送協会(IATA)は9月29日、8月の世界航空貨物需要が貨物トンキロ(CTK)ベースで前年同月比4.4%増加したと発表した。国際線に限ると同5.3%増だった。一方、供給力を示す有効貨物トンキロ(ACTK)は0.1%減とほぼ横ばいで、貨物搭載率は2.0ポイント上昇して46.0%となった。
地域別では、北米が6.6%増と最大の伸びを記録。中南米・カリブ海が5.1%増、アジア太平洋が4.3%増、欧州が4.1%増と続いた。中東は1.0%増にとどまり、主要地域で最も低い伸びだった。供給力は北米で2.5%減、欧州で3.5%減となる一方、アフリカでは14.0%増加した。
主要航路では、アジア―北米が13.2%増と最も高く、7か月連続で拡大。アジア域内も6.1%増で34か月連続の増加となった。欧州―北米は4.3%増、欧州―アジアは3.1%増。一方、中東情勢の影響が続く湾岸関連では、欧州―中東が12.1%減、中東―アジアが11.0%減となった。
IATAによると、7月の世界貿易は6.0%増で33か月連続の拡大となった。8月はジェット燃料価格が前月比8.3%上昇し、前年同月比では79.2%高い水準となったが、需要増と搭載率上昇が高水準の燃料費負担の一部を補ったとしている。
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