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世界航空貨物需要1月が5.6%増、米州は減速

2026年3月3日 (火)

調査・データ国際航空運送協会(IATA)は2日、1月の世界航空貨物市場実績を公表した。需要を示すCTKは前年同月比5.6%増と堅調に拡大し、国際線は同7.2%増だった。供給力を示すACTKは全体で3.6%増(国際線5.7%増)。貨物積載率は45.1%で、前年から0.9ポイント改善した。

地域別では明暗が分かれた。アフリカは需要が18.2%増と最も高い伸びを示し、アジア太平洋7.8%増、欧州6.9%増、中東9.3%増と世界平均を上回った。一方、北米は0.5%減、ラテンアメリカ・カリブは2.0%減とマイナス圏に沈んだ。北米は唯一、供給も0.2%減少している。

主要航路では、アフリカ-アジアが41.6%増と7か月連続で拡大。欧州-アジアは15.2%増で35か月連続の増加となった。域内アジアも14.3%増と底堅い。これに対し、業界シェア23.4%を占めるアジア-北米は0.6%減と1か月ぶりに減少した。

事業環境では、2025年12月の世界貿易量が4.9%増と回復基調を示し、1月のジェット燃料価格は6.5%低下。製造業PMIは51.8と拡張局面に入った。ただし、新規輸出受注は49.9と節目を下回る。IATAは、米国の通商政策や中東情勢の不透明感が今後のサプライチェーンに影響を与える可能性があると指摘。需要は年初に力強く立ち上がったが、地域間の格差と地政学リスクを抱えつつ推移する構図が鮮明になっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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