ロジスティクス日本郵便が3月31日に総務大臣から認可を受けた2014事業年度事業計画によると、営業収益(売上高)は2兆7949億円(13年度比2.4%増)とし、このうち郵便業務は1兆2864億円を計画。経常利益は62億円の利益を確保するものの、純損益は267億円の赤字を見込む。
14年度は4月の消費増税に伴い1994年以来20年ぶりの郵便料金改定となることから、新料金の定着に取り組む。ゆうパック、ゆうメール事業では、品質管理の徹底と既存サービスの内容見直し、新サービスの開発に注力し、特にゆうパックは2015年度の単年度黒字化を目指す。ゆうパックは4億4100万個(前年比6.8%増)、ゆうメールは35億個(8.9%増)を目標に掲げる。