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三菱重工、下関「長州出島」で船舶建造能力を拡大

2026年10月5日 (月)

荷主三菱重工業(東京都千代田区)は2日、山口県下関市と人工島「長州出島」の産業振興用地を取得する契約を締結したと発表した。グループの三菱造船が同用地を活用し、船体ブロックの製造工場を新設するなど、船舶の建造能力を拡大する。

具体的には、三菱重工の下関造船所江浦工場が担う機能の一部を長州出島へ移管し、新たに船体ブロックの製造工場を整備する。三菱造船はこれらの設備投資を通じて生産体制を強化し、世界的な海上輸送需要の見通しや経済安全保障を踏まえ、中長期的な競争力の強化と船舶の安定供給体制の構築を目指す。

▲長州出島(出所:三菱重工業)

計画は9月11日、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資「船舶の部品」に関する供給確保計画として国土交通省の認定を受けた。同法では船舶部品の対象に「船体」が追加されており、今回の計画は国内の造船基盤の維持・強化や船舶の安定供給に資する取り組みとして認定された。

計画では約1000億円の投資を見込み、このうち最大400億円の助成を受ける予定。三菱重工と三菱造船は、長州出島への機能移管や新工場の整備を進め、船舶の建造能力拡大につなげる。

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