環境・CSR日置電機(長野県上田市)は5日、取引先企業を対象としたGHG(温室効果ガス)排出量の算定研修を開始したと発表した。2035年までのスコープ3カーボンニュートラル達成に向け、取引先の排出量算定を支援し、サプライチェーン全体での排出量把握と削減活動を進める。
研修は第三者検証機関のSGSジャパンの協力を得て、継続的に実施する。GHGや算定基準の理解、スコープ1・2・3の排出量算定方法、削減施策の立案、一次データの収集体制構築、脱炭素経営に関する最新動向を扱う。9月16日には研修会を実施した。

▲9月16日に実施された研修会の様子(出所:日置電機)
同社は2025年に、スコープ1・2(マーケット基準)のカーボンニュートラルを投資対応型で達成した。現在は、原材料調達、物流、製品使用、廃棄など、サプライチェーン全体の活動に伴う排出を対象とするスコープ3のカーボンニュートラル実現に取り組んでいる。
多くの企業では、業界平均値などを用いた推計値である二次データによって排出量を算定している。同社は算定精度の向上に向け、2030年までに主要取引先からスコープ3算定に必要な一次データを取得することを目指す。継続的な教育・研修と取引先との対話を通じて、実際の事業活動に基づくデータの活用を進め、排出量データの品質向上と排出量削減の両立を図る。
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