ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米トラック運賃、契約上昇もスポットは下落

2026年10月5日 (月)

調査・データUSバンクと、北米でトラック貨物のマッチングや運賃データ分析を手がけるDATフレート・アンド・アナリティクスは1日、米国のトラック運賃動向をまとめた「U.S. Bank Freight Payment Index―Rates Edition」の最新版を公表した。6月から8月にかけて、契約運賃が上昇する一方、スポット運賃は低下し、両者の動きが分かれた。

常温一般貨物向けのバン型トレーラーのスポット運賃は、6月の1マイル当たり2.38ドルから7月に2.35ドル、8月には2.17ドルまで低下した。一方、契約運賃は6月の2.30ドルから7月に2.38ドル、8月に2.39ドルへ上昇。8月時点では、契約運賃がスポット運賃を1マイル当たり22セント上回った。

燃料費も輸送コストを押し上げた。平均燃料サーチャージは6月の1マイル当たり0.62ドルから8月には0.70ドルへ上昇。スポットの幹線輸送運賃が軟化する一方で、総輸送費に占める燃料費の比重は高まった。

DATによると、同トレーラーのスポット運賃に占める燃料費の割合は6月の21%から8月には24%へ上昇した。燃料価格の上昇は採算余力の小さい中小運送事業者の経営を圧迫し、供給力の縮小につながる可能性がある。

今回の指数は、年間460億ドル超の貨物決済を処理するU.S. Bank Freight Paymentの取引データを基に算出。荷主側では、単純な運賃引き下げだけでなく、積載効率や輸送ネットワークの見直しを含むコスト管理の重要性が高まりそうだ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com

[su_divider top=”no” style=”dotted” di