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アジア域内コンテナ運賃3%下落、港湾混雑緩和

2026年10月16日 (金)

調査・データ海運調査会社ドリューリー(英国)が15日公表したアジア域内コンテナ運賃指数(IACI)は、40フィートコンテナ当たり1453ドルとなり、前週比3%下落した。上海発釜山、ホーチミン、ジャワハルラール・ネルー港向けなどで港湾混雑が緩和し、運賃が軟化した。

今週は中国発の北東アジア、東南アジア、南アジア向けで、需要の弱さと港湾混雑の緩和を背景にスポット運賃が下落した。国慶節期間中に港湾で滞留貨物の処理が進み、船舶スケジュールの安定性も改善したという。上海発ジャワハルラール・ネルー港向けは11%下落の3370ドル、釜山向けは8%下落の1000ドル、シンガポール向けは7%下落の1973ドルとなった。

平均船舶待機時間は、釜山で26時間から23時間、ジャワハルラール・ネルー港で42時間から24時間、シンガポールで50時間から34時間に短縮した。一方、中東情勢の悪化を背景に、上海発ジュベル・アリ向けは8416ドルと高水準を維持した。

東南アジアと北東アジアを結ぶ航路はおおむね横ばいだったが、釜山発上海向けは4%上昇の159ドル、横浜発上海向けは4%上昇の120ドルとなった。OOCLは23日、中国南部の南沙、蛇口とカンボジアのシアヌークビル、タイのソンクラーを結ぶ新サービス「CCT4」を開始する予定で、域内の供給力拡大につながる。

IACIは前年同期比198%上昇しており、高止まりする燃料費や米国とイランを巡る緊張が運航コストを押し上げている。ドリューリーは、港湾混雑の改善が運賃を押し下げる一方、中東情勢や燃料費の高止まりが下支えし、今後数週間はおおむね安定して推移するとみている。

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