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栗林商会、物流事業から系統蓄電へ事業領域拡大

2026年10月6日 (火)

荷主パワーエックスの連結子会社、海上パワーグリッド(東京都中央区)は6日、栗林商会(北海道室蘭市)が出資する青森県八戸市の系統蓄電所向けに、蓄電システム「Mega Power 2500」3台などを受注したと発表した。合計蓄電容量は7.52メガワット時で、2027年10月の運転開始を予定する。

蓄電所は八戸市櫛引に建設する。栗林商会が100%出資するセブンパワーストレージが事業者となり、海上パワーグリッドが蓄電システムやPCS、受変電設備などの資機材を販売する。パワーエックスは蓄電システムを製造するとともに、運転開始後の蓄電所の運用を担う。

▲青森県八戸市に新設する蓄電所のイメージ(出所:パワーエックス)

導入するMega Power 2500は岡山県玉野市で生産する10フィートコンテナ型の蓄電システムで、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用する。1台当たりの公称蓄電容量は2507キロワット時、定格容量は2256キロワット時。3台を設置し、PCS出力は1998キロワットとする。

栗林商会は港湾運送や倉庫、通関などを手がけており、今回の出資を通じて蓄電所事業への参入を図る。海上パワーグリッドは電気運搬船による海上送電に加え、港湾や離島向けの蓄電システム販売を担っている。

蓄電所は東北エリアの電力系統に接続して充放電を行い、電力需給バランスの安定化に寄与する。パワーエックスと海上パワーグリッドは今後も、港湾事業者をはじめとする地域事業者の蓄電所事業への参入を支援する。

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