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国交省と経産省、499トン貨物船で省エネ実証

2026年10月7日 (水)

行政・団体国土交通省と経済産業省は6日、2026年度の「内航船革新的運航効率化・非化石エネルギー転換推進事業」で、東広海運による499トン貨物船の省エネ実証事業を新たに採択したと発表した。新型推進システムとAI(人工知能)による運航管理システムを搭載し、省エネルギー技術の実証を行う。

実証では、舵バルブ付きリアクション舵とプロペラを一体設計した推進システムを導入する。舵バルブとリアクション舵による推進効率の向上を前提としてプロペラを再設計し、翼面積の縮小と軽量化によってエネルギー損失を低減する。

運航面では、JIT運航下で省エネ航行を支援するAI運航管理システムを搭載する。港への到着時刻に合わせて船速を調整し、早期到着による沖待ちを回避することで、余分な燃料消費を抑える。さらに、船舶のハード特性や気象、海象データなどを基に、エネルギー消費が最小となる主機回転数と推奨進路をAIが提示する。

同事業は、内航海運の省エネルギー化や非化石エネルギーへの転換を目的とする。国土交通省と経済産業省が8月19日-9月9日に公募し、外部有識者による審査を経て採択した。設備費や設計・工費、検証費などの一部を補助し、補助率は2分の1以内となる。

両省は、実証で得られた省エネ・省CO2排出削技術の効果について、「内航船省エネルギー格付制度」などを活用して周知し、内航海運のさらなる省エネルギー化を促進する。

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