ロジスティクス国土交通省と経済産業省は16日、内航海運事業者から応募のあった事業のうち、3件を2020年度の「内航海運省エネルギー化実証事業」として採択した、と発表した。
同事業は、ハードとソフトの両面で内航海運の省エネ化に取り組む事業者を支援するもので、実施費用の一部を国が補助する。
2020年度は、ジャンボフェリー・加藤汽船の「浅喫水・多頻度運航の内航フェリーによる省エネ実証事業」、井本商運・井本船舶の「改良型球状船首ブリッジと垂直船首を組合せた大型内航コンテナ船による省エネ実証事業」、若宮汽船・宇部興産海運の「セメント運搬船による省エネ設備と運用による省エネ実証事業」――の3件が採択された。
事業者名 | 事業名称 |
---|---|
ジャンボフェリー/加藤汽船 | 浅喫水・多頻度運航の内航フェリーによる省エネ実証事業 |
井本商運/井本船舶 | 改良型球状船首ブリッジと垂直船首を組合せた大型内航コンテナ船による省エネ実証事業 |
若宮汽船/宇部興産海運 | セメント運搬船による省エネ設備と運用による省エネ実証事業 |