商船三井･さんふらわあ、省エネ化実証事業に採択

調査・データ国土交通省と経済産業省は24日、2019年度「内航船の総合的な運航効率化措置実証事業」に商船三井とフェリーさんふらわあ（大分市）の「大阪～別府航路就航フェリーによる省エネ実証事業」を採択した、と発表した。

両省は、内航海運の省エネルギー化を推進するため、「革新的省エネルギー技術」（ハード対策）と「運航計画・配船計画の最適化」（ソフト対策）を組み合わせた省エネルギー効果の実証を行う事業を実施する事業者に対し、必要な設備費、設計・工費、検証など費用の一部を補助することにしており、費用の50％を上限に今年度の「運輸部門省エネルギー化推進事業費補助金」62億円から拠出する。

実証で得られた省エネ効果に関するデータは、革新的省エネ・省CO2技術効果を可視化する「内航船省エネルギー格付制度」の検討・運用に活用される。