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内航の省エネ実証、向島ドックの事業が採択

2021年3月4日 (木)

調査・データ国土交通省と経済産業省は4日、今年度に実施した「内航船の運航効率化実証事業」の公募の結果、向島ドック(広島県尾道市)の「次世代内航貨物船による省エネ実証事業」を採択したと発表した。499総トン型内航貨物船にリチウムイオン電池搭載型の電気推進システムを使用するとともに、航海計画支援システムも活用して省エネ運航に努めるもの。

国交省と経産省は、内航海運の省エネルギー化に向けた企業の実証事業を支援しており、向島ドックには来年度予算で実施費用の半分までを補助する。得られたデータについては、革新的技術を評価する「内航船省エネルギー格付制度」などにおいて活用するとしている。