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国交省、内航船効率化実証事業5件採択

2018年3月30日 (金)

ロジスティクス国土交通省は3月30日、2018年度「内航船の総合的な運航効率化措置実証事業」 に対する5件を採択したと発表した。

国交省は、経済産業省資源エネルギー庁と連携して、13年度から内航海運における省エネルギー対策事業に取り組んできた。
18年度も同実証事業による支援を行うため、2月20日から3月15日までの間、事業案件の公募を行った。

今回、外部有識者により構成された評価委員会で、川崎近海汽船のRORO船による電子制御エンジンと最適船型、船内電力削減・運航支援システムによる省エネ化実証事業や、JFE物流の二重反転プロペラ搭載型貨物船の省エネ推進システム実証事業など、5件を採択した。

補助事業者から取得したデータについては、革新的省エネ技術(ハード対策)と運航の効率化(ソフト対策)の省エネ効果を設計・企画段階で可視化する内航船「省エネ格付け」制度の運用に活用する。

■「内航船の総合的な運航効率化措置実証事業」一覧

事業者名事業名称
青野海運499総トン内航ケミカルタンカーによる高効率推進システム、省エネ船型、省エネ舵、航海支援システム等の導入による省エネ実証事業
川崎近海汽RORO船による電子制御エンジンと最適船型、船内電力削減/運航支援システムによる省エネ化実証事業
JFE物流二重反転プロペラ(CRP)搭載型貨物船の省エネ推進システム実証事業
東海汽船/伊豆七島海運新造貨客船による省エネルギー実証事業
阪九フェリー新門司-神戸航路に就航する新造フェリーによる省エネ実証事業