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四国電力、石炭調達の配船計画をAI化

2026年10月7日 (水)

荷主ALGO ARTIS(アルゴ・アーティス、東京都千代田区)は7日、四国電力(香川県高松市)が石炭配船計画の策定業務にAI最適化ソリューション「OPTIUM」(オプティウム)を導入し、本格運用を開始したと発表した。配船や石炭の調達時期、数量などを最適化し、発電用燃料の調達コスト削減と計画策定業務の効率化を図る。

▲四国電力の石炭運搬船(出所:ALGO ARTIS)

石炭配船計画では、発電所の石炭在庫、本船の運航状況、船舶や石炭の契約条件、港湾・設備条件など、多数の制約を踏まえて船舶の運航や石炭調達を組み立てる必要がある。再生可能エネルギーの導入拡大などに伴い、石炭火力が需給状況に応じて発電量を調整する役割を担うなか、配船計画も頻繁な見直しが必要となっていた。

従来は計画の作成や修正に多くの時間を要するほか、担当者の経験や知見に依存する部分が大きく、計画品質の平準化やノウハウの継承が課題となっていた。両社はこうした業務へのOPTIUM導入を検討し、本格運用に向けて効果を検証した。

▲四国電力西条発電所(出所:ALGO ARTIS)

OPTIUMは、石炭の在庫や消費量、本船の運航状況、船舶・石炭の契約条件、港湾・設備条件などを考慮し、配船計画を自動で策定する。複数の計画案の比較・評価や、計画変更に伴う影響の確認も同一システム上で行える。

検証では、各種制約を踏まえて配船や石炭の調達時期、数量などを最適化した結果、従来の計画と比べて数億円規模の発電用燃料調達コストの削減が見込まれることを確認した。計画の作成・修正時間も大幅に短縮できるとしている。

両社は今後、本格運用で得た知見を反映しながらシステムを継続的に改善し、石炭配船計画策定業務のさらなる高度化・効率化を進める。

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