サービス・商品ログラス(東京都港区)は7日、自動車用精密部品を製造する丸栄宮崎(宮崎市)が、クラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入したと発表した。複数の工場や管理部門に分散していた予算・実績データを一元化し、製品別原価や品番別収益性をリアルタイムで分析できる経営管理基盤を構築する。
丸栄宮崎は冷間鍛造を中心とした塑性加工技術と除去加工技術を強みとし、自動車部品向けの精密鍛造部品を製造する。製造手法を研究開発する「T-LAB」を中核に、異なる役割を担う工場など計7拠点を展開している。
従来は複数の工場と管理部門が表計算ソフトで予算や実績を管理しており、拠点間のデータ転記や集計、部署・科目の追加に伴うマスターメンテナンスなどが経理部門に集中していた。また、工場や部門によって管理項目や分析指標、データの粒度が異なり、複数の事業領域を横断した集計や比較、分析にも課題があった。
Loglass 経営管理の導入により、既存の会計システムとデータを連携し、予算更新や工場別の損益への反映を効率化する。ノーコードでマスターを管理できるほか、製品別原価や品番別収益性など複数の切り口でリアルタイムに分析し、レポートを出力できる。
丸栄宮崎は今後、製品別・品番別の収益分析を深めるとともに、AI(人工知能)による分析支援機能も活用する。複数の工場や部門のデータを共通基盤で管理し、経営課題の早期把握と意思決定の迅速化につなげる。
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