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ログラス、AI分析新機能を追加

2024年1月31日 (水)

サービス・商品経営データDXのログラスは、新たなデータ経営の手法を提供するため、経営管理クラウド「Loglass 経営管理」に生成AIを活用した予実分析機能「AI分析アシスタント(β版)」を実装し、1月30日より提供を開始する。これにより、データ分析スキル不問で一定レベルの予実分析が可能となり、変動の激しい時代におけるデータに基づく迅速な意思決定が容易になる。

同社の調査によると、データ活用による経営判断の精度向上は全体の3割未満にとどまり、データ分析における課題が浮き彫りになっている。その主な理由は、データ分析のスキル不足やツールの導入遅れが挙げられ、特にデータ分析のスキルを持った人材の不足が最大の障害とされている。

「Loglass 経営管理」は、企業内の経営データの収集・一元管理・分析を効率的に行うことで、経営判断の精度やスピードを向上させる。しかし、データ分析に不慣れな経営層や事業部門にも配慮し、「AI分析アシスタント機能(β版)」を開発した。この機能を用いることで、簡単かつ迅速にデータ分析が可能となり、システム管理者や経営企画ロールのユーザーに提供が開始され、今後は範囲を拡大していく計画だ。

AI分析アシスタント(β版)の主な特徴は、分析対象の指定で予実分析を生成し、結果を分かりやすく表示。自然言語で指示を出すと分析サマリを生成し、経営層や事業部門にアウトプットすることが可能となっている。

この新機能の導入により、経営企画は予実ギャップや要因の特定にかかる時間が短縮され、その時間を経営層や事業部との戦略議論・実行に充てることが期待される。経営層はデータ分析の依頼なしに自ら予実分析を行い、グラフィカルな結果から迅速な意思決定が可能となる。また、事業部門の責任者も迅速な分析を行い説明責任を果たすことができ、予算未達時のリカバリー策を判断できるようになる。

このように、経営データの分析・活用に関与する関係者が主体的になることで、データドリブン経営が進み、迅速な意思決定や経営の安定性向上が期待される。

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