サービス・商品日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は7日、レンタルパレット在庫管理ウェブアプリ「X-DD」に、スマートフォンで撮影した画像からパレットの種類や数量を自動判別する「AIパレット画像認識機能」を追加したと発表した。従来は目視確認と手入力が必要だった受け払い作業の一部を自動化し、入力ミスや確認作業の削減を図る。
新機能では、トラック荷台をスマートフォンで撮影すると、AIがパレットを色別に識別して枚数を自動集計し、その結果をX-DDへ入力する。撮影画像も同時に保存するため、取引先から照会を受けた際の確認資料として利用できる。車番の読み取りにも対応する。専用機器や新たなアプリの導入は不要で、スマートフォンのブラウザー上から利用する。
技術には、JPRとレンタルパレット基盤「X-Rentalオープンプラットフォーム」を共同運用するユーピーアールの画像認識技術を活用した。多数の製品を積み合わせる輸送では、パレットの積み方が複雑になり、受け払い時の数量確認に時間を要するケースがある。画像認識によって、こうしたカウント作業の短縮と正確性向上を狙う。
JPRによると、2025年に企業間で移動した同社のレンタルパレットは延べ2億3700万枚、X-DDで電子伝票が発行された受け払いは890万回に上る。同社は、この受け払い全体の20%程度でAI画像認識機能を利用することを目標とする。
改正物流効率化法では荷待ち・荷役時間の短縮が求められており、パレット活用による荷役効率化に加え、受け払い確認の省力化も現場作業の時間短縮につながる。JPRは今後、X-DDと納品伝票電子化システム「DD Plus」などの連携も進め、パレット管理や受け払い業務の効率化を広げる。
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