サービス・商品日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は10日、パレット伝票の電子化を開始すると発表した。
パレットの移動情報をQRコードから照合する仕組みにすることで、物流現場の業務負荷軽減や、データのリアルタイム性向上、森林資源保護、パレット情報を電子化することで目的のデータの検索性が向上し、パレット受け払い時の照合作業や事後確認が容易になる。
具体的には、紙伝票での運用を電子データに変更することにより、紙の管理や保管業務の負荷を削減するほか、伝票未作成などによる作業ミスの軽減、また現場完結の仕組みを導入することで未照合データの調査の負荷やFAX送信などの付随する業務を削減する。
さらに、入荷情報をもって現場で情報を即時確定するため、内容不備、受領印なし、伝票が未持参等の場合に必要な確認作業を軽減する。
また、RFID付きレンタルパレットを活用し、積載情報の検品作業の自動化やトレースを可能とするサービスを展開する。