環境・CSR豊田通商は8日、LNG(液化天然ガス)バンカリング船「かぐや」が、9月30日に三河港で通算200回目の燃料供給を無事故で達成したと発表した。
同社は、日本郵船、川崎汽船、JERA Global Energy Solutionsと共同出資するセントラルLNGシッピングとセントラルLNGマリンフューエルを通じ、中部地区で船舶向けLNG燃料供給事業を運営している。
かぐやは国内初のLNGバンカリング船として2020年に完成した。川越発電所(三重県)を拠点に、同年10月からShip to Ship方式で燃料を供給している。同方式は、岸壁・桟橋に係留中、または錨泊中のLNG燃料船に供給船が横付けし、LNG燃料を供給するものだ。

(出所:豊田通商)
LNG積載容量は3500立方メートル、総トン数は4044トン。全長81.7メートル、全幅18.0メートルで、川崎重工業の坂出工場で建造された。
LNG燃料は、船舶の排出ガス規制への対応として、重油に代わる有力な船舶燃料と位置付けられている。重油と比べ、硫黄酸化物(SOx)と粒子状物質(PM)の排出をほぼ100%削減できるほか、窒素酸化物(NOx)は最大80%、CO2は30%の削減が見込まれるという。
豊田通商グループは今後も、船舶向けLNGやバイオ燃料のグローバルな供給を通じ、物流分野の脱炭素化に貢献する方針だ。
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