認証・表彰ITコーディネータ協会(ITCA)は8日、つなぐITコンソーシアムと推進する「中小企業共通EDI」が、経済産業省の「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」で先導プロジェクトに選定されたと発表した。中小企業共通EDIによる企業間データ連携の取り組みが、ウラノス・エコシステムの趣旨に合致するものとして位置付けられた。
中小企業共通EDIは、中小企業取引に最適化・標準化された、簡単・便利・低コストを目指した企業間データ交換の仕組みだ。企業ごと、業界ごとに異なる受発注データの形式を標準化することで、異なるシステム間でのデータ交換を可能にし、中小企業の業務効率化と企業間取引のデジタル化を支援する。
企業間で交換される取引データを社内の業務システムや会計システムなどと連携させることで、データの再入力や転記作業の削減にもつながる。
ウラノス・エコシステムは、企業や業界、国境をまたぐ横断的なデータ共有やシステム連携を実現し、新たな価値の創出を目指す取り組み。経産省は、この趣旨に合致するデータ連携の取り組みを先導プロジェクトなどとして選定し、優良事例の創出と普及を推進している。
ITCAとつなぐITコンソーシアムは、中小企業共通EDIが、中小企業にとってウラノス・エコシステムへの参加を支える実践的なデータ連携の仕組みとして発展することを目指す。今後は、中小企業共通EDIの普及拡大、業種横断のデータ連携に向けた実証・検討、サプライチェーン全体のDX推進、ウラノス・エコシステムとの連携強化に取り組む。
ITCAは、ITコーディネータをはじめとする支援人材や関係団体との連携を深め、中小企業がデータ連携のメリットを享受できる環境づくりを進める。
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